
・事務局移転のお知らせ
海生研事務局は,昨年8月1日をもって千代田区神田神保町より新宿区山吹町に移転いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。
・実証試験場の復興状況報告(4)
平成19年7月の中越沖地震により実証試験場(実証試)は大きな被害を受けましたが,関係機関のご支援を得て,平成20年度から3カ年かけて復興する計画を作りました。今年度はその2年目に当たります。

実証試には,主な試験用建屋として海生生物飼育試験施設と成長産卵試験施設があります。この中で,前者の修理は平成20年度に完了しましたが,後者は現在応急補修して使用しております。
この成長産卵試験施設は,建設から約20年を経て塩害,経年劣化による老朽化が進んでいたところ,地震によって大きな損傷を受けてしまいました。今回の地震を契機に,本施設に代わりこれからの試験業務に適切に対応できるよう応用生態試験施設の新設を計画し,8月24日に安全祈願祭を実施して,平成22年3月の完成に向けて建設に着手しました。
一方,実証試の海水取水設備として,お隣の柏崎刈羽原子力発電所内に,自然海水ポンプ室と2つの温海水ポンプ室(第1,第2)があります。この中で,自然海水ポンプ室は平成19年度に補修しましたが,2つの温海水ポンプ室の補修は平成20年度末の段階で手つかずの状態にありました。
温海水ポンプ室では,発電所の温排水を取水しているわけですが,発電所の復旧工事は7号機,6号機,1号機の順で進んでおります。このような状況から,今年度は発電所1号機の温排水を取水している第1温海水ポンプ室の補修にとりかかり,10月中に設備の復旧を行い,温排水の取水が可能となるように準備を進めております。
現在,実証試は職員一丸となって,試験・調査業務および復興事業に専念しております。関係機関の方々には,今後ともご指導,ご支援の程,よろしくお願い申し上げます。
(実証試験場 太田 雅隆)

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