タイトル:9.取水障害生物の防除に資する技術開発

■ 付着生物防止対策

 発電所の海水系統に付着する生物によって、復水器などの熱交換効率が低下したり、機器が損傷することがあります。これらの対策として、海生生物に極力影響を及ぼさない防止方策について検討しています。



写真:基盤に付着した無数のミドリイガイ
試験基板に付着したミドリイガイ


■ ミズクラゲの来遊量予測

 ミズクラゲなどの大型浮遊生物が発電所取水口に大量に流入すると、海水除塵装置が目詰まりし冷却用海水が十分に取水できず、電気出力の低下につながります。そこでクラゲの来遊量を予測する手法の開発に向け、クラゲの付着生活期にあたるポリプの生態と環境条件との関係を調べており、調査海域においてポリプの成育場を特定することができました。



写真:着床した無数のミズクラゲのポリプと浮遊する稚クラゲ
ミズクラゲのポリプ(左)と稚クラゲ(右)