公益財団法人海洋生物環境研究所 報告会 海洋環境・水産物の放射能の推移-事故後5年を経過して-

開催の趣旨    今年3月、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故から丸5年が経過しました。海生研では事故以前から全国の海洋環境放射能調査を継続的に実施し、また事故直後から海洋環境や水産物の放射能モニタリングも実施してきました。それらの結果を基に、事故以前のデータと事故後の時系列データを比較することで、現在の正確な放射能汚染状況を把握していただくことを目的として報告会を開催いたします。
 本報告会が、東日本各地の漁獲物に対する風評被害の防止や福島県沿岸漁業の本格操業の再開に向けて、一助となることを期待しております。
開催日時   平成28年6月24日(金) 13:30~17:10(13:00 受付開始)
開催場所   TKP市ヶ谷カンファレンスセンター6階 ホール6B
(東京都新宿区市谷八幡町8番地 TEL. 03-4577-9270)
 
プログラム
青字表題のクリックで各予稿集のPDFがご覧いただけます。
 
13:30~13:40   開会挨拶 公益財団法人海洋生物環境研究所 理事長 香川謙二  
13:40~13:50   趣旨説明 中央研究所長代理 馬場将輔  
13:50~16:05   研究報告(座長 馬場将輔)
 報告課題1 海洋における放射性核種の分布と変遷(研究参与 日下部正志)
 報告課題2 日本全国の海水・海底土中の放射能の長期変遷(主査研究員 高田兵衛)
 報告課題3 水産物の放射能(総括研究員 横田瑞郎)
 報告課題4 福島県の海産魚介類への放射能の影響及び水産業の現状
      (福島県水産試験場漁場環境部長 根本芳春)
16:05~16:15   休憩 
16:15~17:00   パネルディスカッション(座長 東京海洋大学名誉教授 石丸隆)
パネラー 日下部正志、高田兵衛、横田瑞郎、根本芳春、他  
17:00~17:10   閉会挨拶 業務執行理事 木下泉