第1回海のフォトコンテスト最優秀賞


「イカナゴ漁」花 一彦(岡山県)   瀬戸内海の春は、「イカナゴ」漁が2月末~3月中旬頃まで盛んに行われます。「イカナゴ」の新鮮さが追及されます。
・・イカナゴは、新鮮な内に「釘煮」に加工される。瀬戸内海で取れた新鮮な「イカナゴ」は、即座に港で待つ「釘煮」業者のセリにかけられる。「イカナゴ」漁のシーズンは短く、早朝から沢山の「イカナゴ」漁船が出港をして「漁」をする。「イカナゴ」は砂地の海底に居て、綺麗な海水を好む。・・
海を汚さない様にしないといけないと思います。
    -選評-
寒さ厳しい春まだ浅き海の雰囲気と,スピード勝負のイカナゴ漁の熱気が重なり合ったドラマチックな作品です。行交う漁船の力強さと網一杯の魚を狙う海鳥の群が,写真全体に動的な迫力をもたらしています。
日本人にとって漁業は,海を身近に感じさせてくれるものの一つです。沿岸漁業が盛んな海域は,健全で豊かな海が存在する証しであり,そこに暮らす人々の営みにも活気があると思います。この作品は,そんな海の「健康」を確認する縁(よすが)としての漁業を,改めて認識させてくれます。
この作品のように,漁船に海鳥が群がるかけがえのない海を,いつまでも未来に引き継げるよう,海生研も努めていきたいと思います。