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千葉県木更津市金田地区の盤洲干潟で、アサリを採って暮らしている漁民をテーマにした作品です。その向こうにはアクアラインが走っています。こうした風景が、後世まで引き継がれることを心から願いつつ、シャッターを押しました。漁民の平均年齢が70歳を超える今日、こうした風景をいつまで観ることができるのか心配です。第一次産業は、国民の生命を支える国の根幹と思います。一人でも多くの若者が、継承してくれることを願わずにはいられません。 |
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-選評-
漁業と沿岸開発の調和、まさに海生研に与えられた使命が表現された、そんな作品です。「海生研、もっと頑張れ」と叱咤激励されている様で、姿勢を正す思いです。
明治初期から干潟の約90%が姿を消した東京湾。日々変化を遂げる東京湾にあっても、このアサリ漁の光景は、何時までも続いて欲しいと願います。 |
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