第1回海のフォトコンテスト佳作


「豊かな海へ」田原 実(岡山県)   撮影場所 岡山県倉敷市大畠 大浜海岸
瀬戸大橋の近くにひじきが生えていました。
瀬戸内海は海の栄養が減り、沿岸は埋め立てやコンクリート護岸で整備されて海藻が少なっていると思われがちです。大きな視点ではその通りでしょう。しかし地元にとっては四国と本土の交通の便が良くなり大変ありがたいものです。
生き物が全くいなくなったのではなく、瀬戸大橋のような巨大人工物の狭間でしっかり食用になる海藻がしぶとく生きています。春にはわかめも生えています。
これから沿岸の環境を良くすれば、これらの海藻が増えて豊かな海になる、その出番を待っていると言いたかったので応募しました。
    -選評-
写真の下半分を巨大な海藻が占め、強大な海の生命力を感じる作品です。
実際には小さな海藻と巨大な人工構造物ですが、写真中では逆転しており、まさに私達の生活が海に支えられているようです。
出番を待つ海藻達のためにも、人と海との調和ある良好な沿岸環境を整えていければと思います。