飼育生物こぼれ話(1)アイゴの繁殖行動



アラメを食べているアイゴの様子

 

 
 雑食性で海藻も食べる、アイゴを飼育しました。餌は安定して入手可能なコイ用配合飼料を、一年を通して与えました。しかし、この餌では成長はしたものの、繁殖期に自然産卵することはありませんでした。次に、この餌を与えつつ海藻の一種アラメを水槽に設置し、いつでもアラメを食べられるようにしました。すると、しばらくして自然産卵が確認されました。延々とアラメを食べる様子から、アイゴは必要があって海藻を食べていると思われましたが、アイゴの数次第では海の海藻が無くなってしまうのでは?という心配が昨今では出ています。
(実証試験場 応用生態グループ 磯野 良介)